KeisukeKamahora は、アーティストとしてのスタイルに役者、画家、ライブペインターという方法を使って きた。生きていくことに"芸術”は欠かすことのできないもの、いや、とり憑いて離れない。アートが自分を殺してしまうほどの感覚を持って生きている。芸術に身を捧げた人間は、存在することが芸術に変っていく。彼は、悲しみの芸術家である。その作風、表現には、怖いほどに悲しみを感じさせられる。痛々しい彼の生き方が、すべてに表現されていく。若くして死んでいった芸術家が持っていた純粋でいて真っ直ぐな心、透き通るほどに痛く突き刺さるもの、失うかもしれない危うさがある。彼は愛をもって絵に表現していくという。彼が受けとめている愛ということには、言葉では表現できない感じることでしか理解できない心の内側、いやもっと深いところの内側に潜むものを感じさせられる。